8弦ギターでヴァイス
練習してますが、苦戦しています。なんと言っても、弦が多いです。このギターを手に入れた当初の計画では、調弦は上からAEBGDAEA。つまり、通常の6弦を上と下から二本のA線ではさむ予定だったのですが、このアイデアは一曲録音しただけで却下されました。どうしても、通常のギターの音に慣れた耳には、細い高音側A線の音がやせて貧弱に聞こえますし、それよりも何よりも、6弦ギターとの持ち替えが難しくて、8弦しか弾けなくなってしまうのに閉口したというのが、頓挫の主な理由です。それなりのメリットは十分にあったので、ちょっと残念ではあるのですけれど。
今は、上からEBGDAEDAとしてあります。なんだか、中途半端なチューニングですが、これでバロックリュートの最低音のAまで届きますし、EDAが開放弦なのは、ホ短調の曲の演奏にはとっても便利です。というわけで、今回のお題は、ヴァイスの組曲から、スミス・クローフォードの番号で21番。ロンドン写本の番号で言えば、121から131のFマイナの組曲をEマイナに移したものです。この曲を選んだのは、好きな曲だからというのはもちろんのことですが、もうひとつには、デイビッド・タネンバウムの6弦ギターによるとても良い録音があるからなんです。8弦で一工夫すれば、どんな風になるかなあ、と思うのですが、何とか形にするのには、いましばらくかかりそうです。