Kayatsuri Blog

16/12/2007

プラハの話、その5

Filed under: 日々のこと — 蚊帳吊りウサギ @ 10:07 pm

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近年、日本でのブログ熱には目を見張るものがあります。いったい、ウェブ上にどれほどの数のブログがあるものか、見当もつきませんが、何気なくはじめたブログがきっかけで、図らずも、自分の中に人知れず眠っていた、ものを書くことに対する情熱を発見された方も多いことでしょう。私はというと、振り返ってみれば、子供のころから文章を書くことは好きでした。「蟹の旅」という、はじめての短編小説らしきものを書きしるしたのは、小学校の二年生の時のことでした。400字詰めの原稿用紙に20枚近くにもなる大作で、自分で挿絵まで書き、厚紙の表紙をホチキスで留めて装丁して小冊子にしたものも、度重なる引越しの騒動にまぎれて、今はどこにあるものか知れません。

わたしなどが、文章作法のことを書くのは、まったくおこがましいの極みですが、一つ、二つ、日ごろから気をつけていることがあります。それは、声に出してすんなりと読めるように書くこと。それから、書きたいことは、頭に浮かんだそのままを、けっして、真正面には書かないことです。第一の点は説明の必要もありません。二つ目は、つまり、たとえば、ある景色を見て、絵葉書のように綺麗だな、とおもったなら、絵葉書のように綺麗だった、とは書かないということです。そう書いてしまったら、ブンガクになりません。様々な策をめぐらし、言葉を操り、読み手の脳内に自然と絵葉書のような風景が想起されるように書くのが理想です。そして、理想と現実の距離に打ちのめされつつも、こりもせずに、くどくどと書く。これは、楽しいことです。

さて、お題がプラハの話ですから、やはり、プラハの話をしなければ。で、上の写真は、モルダウ河畔から見上げたプラハ城です。「絵葉書のように綺麗」ですね。

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