プラハの話、その4
プラハというところは、夜の更けるのが早いところです。休暇というと、私は、スペインやイタリアのような暖かいところへ行くことが多いのですけれど、ああいうラテンの国の人たちは、とにかくもう、宵っ張りです。生活のリズムが日本人とは、ぜんぜん違います。レストランがにぎわい始めるのは、夜も10時をすぎてからですし、街は12時を過ぎてようやく本調子。まだ、道では、小さな子供が子犬を連れて遊んでいたりします。これくらいの時間になって、やっと、さあ、腹ごしらえも出来たし、飲みに行くぞ!って感じですね。
それにくらべて、プラハの人たちの夜の引き足の速いこと、速いこと。こちらは、いつものペースで9時過ぎくらいにカフェに入ったら、ご飯を食べている人なんて一人もいません。注文が運ばれてくるまでにも、一人帰り、二人帰りして、どんどん周りがさびしくなります。心細いことこの上ない。おい、おまえたち、ちょっと待て。俺たちを置いてどこへ行く?
写真は、食後のエスプレッソをすするころ、すっかり人通りのなくなった旧市街広場。カフェの中は私たちと、この人だけ・・・・・・。