Kayatsuri Blog

01/12/2007

プラハの話、その1

Filed under: 日々のこと — 蚊帳吊りウサギ @ 04:39 pm

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旅行先にプラハを選んだわけは、ただ漠然と、旧東欧圏へ行ってみたいという、至極単純な思いからです。古いヨーロッパの町並みの残る、ビールのうまい所。そんな月並みなイメージを頭のなかに描きながら、観光ガイドを眺めていると、音楽と芸術の都、とあります。あれ、それはウィーンのことじゃないのかな。いやまあ、プラハだってアマデウスの撮影の舞台になっているし、すてたものではありません。ゆかりの音楽家と言えば、モーツァルト、ドボルザーク、スメタナ・・・・、ギタリストのパベル・シュタイドルもチェコ人だし、シュテファン・ラックはプラハの音楽院の教授だったはず。そういえば、マリオネットとか、伝統的な人形劇の盛んなところでもあったなあ。何年か前にテレビで見たチェコのコマ撮りアニメーション映画は芸術性の高い、すばらしいものでした。

さらにガイドを読み進みます。プラハはカフカが生まれ、その一生のほとんどを過ごした街。ありゃあ、そうだったか。これは、一生の不覚。フランツ・カフカと言えば、私の大好きな作家。高校時代に、短編の変身にはじまり、城や審判などの代表作を夢中になって読みました。読んでいるうちに、自分は一体、今、何を読んでいるのかさえ、確信の持てなくなってくる麻薬的かつ理解不能の不条理と非現実。そうか、カフカの城は、プラハ城だったのか・・・・・。

そういうわけで、プラハへの期待感は、私の中で否応なく、むくむくと膨らんでゆくのでした。

写真は、血中チェコビール濃度5%時の蚊帳吊りウサギの見た夜のプラハ城とカレル橋。

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