Kayatsuri Blog

21/05/2007

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Filed under: 日々のこと, がん・創薬 — 蚊帳吊りウサギ @ 09:12 pm

基本的に私が面白いと思ったことを、あくまで自分勝手に書きつけてあるわけです。そうはいっても、一応の仮想読者層というものがありますので、あまりにも一般性のない話は、いくら自分が面白いと思っても、やはり、書きにくいものです。ここのところ、ずっと更新が滞っていたのは、公私共に多忙、且つ過ストレスであったということのほかに、「面白いなあ」と思ったネタがあまりに私の専門に偏りすぎていたという事情があります。

しかし、それしか書くことがないのであれば、まあ致し方ない。誰にはばかることもない。えい、書いてしまえ・・・というわけで、今回の話題は、先日、北イングランドはヨークシャーのヨーク大学で開かれた、SBDD講習会の話です。SBDDというのは、Structure-based drug design(構造に基づく薬物設計)の略で、薬物の作用する受容体や酵素と薬物が相互作用をした結果できるタンパク・薬物複合体の三次元構造に基づいて、合理的に新しい薬を設計・開発する手法のことです。酵素の持つ高い基質選択性を説明するモデルとして、鍵と鍵穴のアナロジーはあまりにも有名ですけれど、このタンパク・薬物複合体の構造を知るということは、要するに鍵が鍵穴にはまったところをスナップ写真に撮ってくるようなものです。その構造というのは、X線結晶構造解析やNMRなどの手法を使って明らかにすることが出来ます。こういう動かぬ証拠を手に新しい薬の構造を考えてゆくことで、従来のように闇夜の鉄砲的なランダム・スクリーニングに頼らない、効率的な新薬の開発が出来る・・・のじゃあないかなあ・・・出来ればよいなあ・・・上手くいったらボーナスでるかなあ・・・というわけです。

いやあ、やっぱり書きはじめてみると重いですね。そこで、さっさと話題を変更することにします。写真は、ヨークを取り巻く城壁から街の中心部を眺めたところ。遠くに大聖堂が見えます。

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トコトコ歩いていって見上げて見たところが下の写真。紺碧の空に突き刺さるようなその威容に圧倒されます。

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この街は、古くはバイキングやスコットランド人の侵入からイングランドを守る北の軍事上の拠点でありました。ニューヨークというのは、新大陸へ渡った人たちが故郷のヨークを懐かしんでつけた名前なのかもしれませんね。なんだか、支離滅裂だなあ。

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