Kayatsuri Blog

18/02/2007

今年の初録音

Filed under: 音楽・ギター — 蚊帳吊りウサギ @ 12:44 am

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なんだかぐずぐずしているうちに、今年の初録音が二月の半ばになってしまいました。今回のお題、およびこれから数回のお題(予定)はポンセのイ短調組曲です。第一曲として、まずはプレリュードを録音してみました。ちょっと捕らえどころのない曲なのですけれど、弾き込むうちのスルメのように味が出ます。 後半のドミナントのペダルが印象的で好きです。最後のところで、静電気のせいでしょうか、パチというノイズが入っています。アース線をつけて録音しなきゃあいけないかなあ。こまごましたことは、いつものように宅録日記に。

9 Comments »

  1. イ短調組曲って、大学の頃良く弾かれている曲でした。私も何曲か弾いたりもしましたが、自分の中では端々の曲(プレリュードとジーグ)が難しいというイメージがありました。
    今回ウサギさんの演奏を聴いて、ポンセの仄かな暗さが良く表れている演奏と感じました。ポンセの曲って派手さがなくて、一般の聴衆にはあまり受けない様な気がしますが、私は好きな作曲家です。

    Comment by KAZU — 18/02/2007 @ 01:39 pm

  2. KAZUさん、いつもコメントをありがとうございます。
    先日は、東京でのあ次郎さんと鉄道員さんのコンサートでお目にかかれるはずだったのですが、予定がずれてしまって残念でした。
    ポンセっていいですよね。私はこの組曲の中では、サラバンドが好きです。

    最近は忙しい上に、どうも気が散ってしまって曲の仕込みが遅くていけません。組曲完成もいつになることやら。そういう舌の根の乾かぬうちから、魔笛を弾いてみようかと思ったり・・・・・

    Comment by 蚊帳吊りウサギ — 18/02/2007 @ 10:20 pm

  3. 聴きました。好いですね。とっても好いです。
    クラシックの曲っていろいろな演奏者の手に架かることを前提に書くのでしょうけど
    ポップス育ちの私は やはり演奏者の個性や人柄と切り離して音楽を聴くことは出来ません。
    古楽的でチョッとモダンで。纏わる話もエスプリが利いていて。
    この曲はとっても好く似合っています。

    Comment by tri — 20/02/2007 @ 07:05 am

  4. Triさん、いつも聞いてくださってありがとうございます。

    古楽的でチョッとモダンで・・というのは、やはりポンセの書いた偽ヴァイスですので、どうしてもそういう感じになるのでしょうね。このプレリュードの息の長いフレーズ(スケール)も、リュートで弾いたら、左手だけで弾いてしまったような独特なレガートな感じになるのか、それとも、むしろもっとゴツゴツした感じになるのか、どうなんだろうなあ、と思います。私の使っている楽譜は、スペインの大家ホセ・ルイス・ゴンザレスが校訂したものですけれど、いかにもスパニッシュっていう運指がついています。真っ白なところから私が運指をつけたら、ずいぶん違った響きになると思いますけれど、今回はマエストロ・ゴンザレスに敬意を表して、ラテン・シュード‐バロック(Latin pseudo-baroque)というセンでいってみたいと思います。

    Comment by 蚊帳吊りウサギ — 20/02/2007 @ 12:04 pm

  5. 大変な名演ですね。
    この曲は20歳くらいのときギター教室の発表会で弾いたことがあります。まだポンセ作とは言ってなくヴァイス作でした、しかし先生が和声が新しいものを使ってるからヴァイスじゃないね。って言ってました。楽譜は「ギター日本」という雑誌に横尾さんの手書きのものが掲載されていたのでそれを使いました。私にとっても思い出のあるとっても懐かしい曲です。
    でもこの曲の曲想が今一分からなくて、蚊帳吊りウサギさんので少し分かったような気がします。

    Comment by ソル好き — 22/02/2007 @ 12:26 am

  6. ソル好きさんに名演だなんて言われると、お尻の穴が微妙にこそばゆいです。正直を言うと、この曲はずっとヘンな曲だなあ、と思っていたんです。上手く弾けなくて困っていたんですが、読書百遍意おのずから通ずで、なんだかわけもわからずに弾いているうちに、こんなもんかなというイメージが湧いてきて、少しだけ曲に入り込めるようになりました。
    いや、それにしてもこの間のフィエスタでソルの練習曲を淡々と、且つ情緒豊かに弾いてゆかれる姿には感嘆しました。今度の一番の録音もすごくこなれた演奏になっていますね。

    Comment by 蚊帳吊りウサギ — 22/02/2007 @ 01:03 am

  7. 今回の演奏は、今までとはちょっと方向が違いますね。 リズムの揺れが大きくて、ゆったりした雰囲気に仕上がってるのは流石です。 で、私も刺激を受けて(笑)楽譜を引っ張り出し、弾いてみたのですが、簡単そうで難しい曲ですね、やっぱり。

    Comment by つつい — 24/02/2007 @ 03:41 am

  8. つついさん、こんにちは。特に今回の録音が、今までと比べて方向性の違う演奏だとも思わないんですよ。なんだか結果的にああいう風になってしまったんです。いつも理屈っぽいことを書いていますから、今回はこういう演奏にしてみようとか、周到に計画を立てて練習しているように思われるかもしれませんが、大抵は感覚的に弾いているだけなんです。理屈は後でテキトーにでっち上げるわけです。そうしないと、宅録日記に書くことがないじゃあないですか。昔のエピソードも、かなり脚色してあります。生来、ウソつきなんでしょうね(笑)。
    簡単そうで難しいというのは、そのとおりですね。私も、けっこう苦労しました。16分音符の下降スラーを、いわゆる「左手のアポヤンド」でくっきりと弾けるかどうかがポイントだと思います。

    Comment by 蚊帳吊りウサギ — 24/02/2007 @ 02:37 pm

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